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数が多くてもう第何次認定か分からなくなりましたが、とにかく新しい認定です。 [中心市街地活性化基本計画]

昨日12月7日に9つ(9都市)の「中心市街地活性化基本計画」が国に認定されています。
これで、全国で認定された中心市街地は90市92計画ということになります。

◆認定された中心市街地活性化基本計画についてhttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/chukatu/nintei.html

 

これでまた「戦略補助金」などの争奪戦がいっそう激しくなるわけです。(先日の事業仕分けで、戦略補助金は再来年度からは地方に移管されることになったようですが、とりあえず来年度までは国に残るようですので)。

今回の9都市のうち、九州からは熊本県植木町と長崎県大村市の2都市が認定されています。これで九州の認定中心市街地は17都市ということになります。「九州・山口地方」という括りにすれば、今回、山口県下関市が認定されましたので19都市です。相変わらず、九州・山口地方は、中活認定に一生懸命ですね。

今回興味深いのは「植木町(熊本県)」です。他の認定都市はすべて「市」ですが、植木町は初の「町」ではないでしょうか。と言っても、植木町の人口は3万人強ですから、豊後高田市の2.3万人よりは多いのですが。。。。
ただ、植木町は2010年3月23日に熊本市と城南町と合併することが決定しています。
来年3月23日以降は、熊本市内に2ヶ所の認定中心市街地ということになるわけで、なんかややこしそうですね。

◆熊本市・植木町合併協議会
http://www.kumamoto-ueki.jp/

あと、面白いのは、「直方市」「北九州市(小倉地区・黒崎地区)」「下関市」と隣接する3つの都市が認定を受けていること。「三連星」ですね。このあたり、福岡県と山口県の特殊な都市構造と言えそうです。 

計画にあがっている事業について見ると、大村市の「商業」関連事業の筆頭に上がっている事業は、



・事業名:店舗等保留床の取得・運営事業

・内容:市街地再開発ビルの保留床等の取得による広場での野菜を中心とした朝市等イベントを開催する事業及びテーマ飲食街事業

・実施主体:大村街づくり株式会社

・目標達成のための位置付け及び必要性:大村街づくり㈱が店舗等保留床を取得・運営していく事業である。食品スーパー(約700 坪程度)を核として、シンボル広場(170 坪)やテーマ飲食街を配置し、魅力ある再開発ビルを整備する。

・支援措置の内容及び実施時期:戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金(経済産業省)


…となっています。中心市街地活性化法のスキーム(第3セクターまちづくり会社や戦略補助金)の主旨を上手く活用した計画と言えるでしょう。北九州市小倉地区にはこのような事業が無いんですよね~。

もっとも、先日の事業仕分けで「戦略補助金」や「まちづくり交付金」の行方が混沌としてきていますので、中心市街地活性化法のスキームに則って進めるて大丈夫なのかどうか分からなくなってきていますが。。。。

いずれにしても、今回の認定は、微妙な時期における認定ということになりました。。。。

 


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コメント 1

ななし

新サッカースタジアムを是非誘致してください。
場所は、西小倉駅北口が最適かと思います。
住金に土地の無償貸与をお願いしたらどうでしょう?
ついでに勝山公園から川沿いの道をJR線北まで整備すれば
小倉記念病院~勝山公園に歩ける道ができるかと思います。
by ななし (2009-12-09 02:18) 

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