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戦略補助金やB2Bの話 [中心市街地活性化事業]

新年度(4月1日~)になってから当ブログを一度も更新していないのですが、このまま放置しておくと、タウンマネージャーが倒れたんじゃないかとかの誤解を招きかねないので久々に更新しておきます。[わーい(嬉しい顔)]

以前にも書きましたように、 タウンマネージャー設置に関わるスキームは下図のようになっておりまして、平成21年度(4月1日~)のこの一連の手続きが終わらないうちに活動するわけにもいかないというのが更新していない理由です。戦略補助金(協議会事務局支援)の交付決定前に業務委託契約は結べませんからね。。。
なので、今日の更新はあくまでもボランティア活動です。

s-タウンマネージャーへの業務委託.jpg

 

カケハシさんがブログ(↓)に書かれているように戦略補助金(中心市街地活性化協議会事務局支援事業)採択リストに北九州市は載っていないのですが、これは「申請したのに採択されなかった」というわけではありませんので、ご安心下さい。
他の戦略補助金事業が「第1次公募」「第2次公募」というように公募時期が限られているのとは異なり、「協議会事務局支援事業」は「随時募集」という形でして、今回の公募結果発表には時期が重ならなかったということかと思います。

◆平成21年度戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金について
http://blogs.yahoo.co.jp/kakehashi0333/57426931.html


さて前置きが長くなりましたが、肝心の話!

上記のカケハシさんのブログで取り上げられていますように、 「道路で分断されている二つの商店街に一体感を持たせるためのジョイントアーケード設置事業・老朽化している魚町一丁目商店街アーケード改修事業及びソフト事業」認定基本計画では「魚町銀天街ショッピングモール化事業」)と「小倉地区賑わい回復イベント事業」の2つの事業が戦略補助金の採択を受けております。[ぴかぴか(新しい)]

ここで考えてみたいのは、このような折角の目出度い話を更に有効に活用する方法はないものかということです。
先日行った、「経営からの地域再生・都市再生」の木下さんを交えた打ち合わせの中でも話題に上っていたのですが、B2Bビジネス視点で活用できないかということですね。

◆商店街のB2Bビジネス視点
http://blog.revitalization.jp/?day=20090404


図解するとこんな(↓)感じです。 

B2B.jpg


「商業者 ⇒ 一般消費者」というB2Cの話で言えば、アーケードにしても賑わい回復イベントにしても、実際にアーケードが竣工したりイベントが実施されてはじめて一般消費者に向けての効果が発揮されるものです。

一方、ランドオーナー(地権者、建物所有者)にとってのお客様は、家賃を払ってくれるテナントさんです。
このB2Bの関係で言えば、アーケード完成やイベント実施を待たずとも、事前の段階からテナントさん向けに例えば 「小倉都心においては、今後、アーケード等の環境整備やイベントが更に充実し、集客力がアップします。それらの事業の実施にあたっては、国も戦略補助金で支援してくれます。今のうちに小倉都心に出店しませんか!」 というようにテナントリーシングの際のセールス材料として活用することも出来るわけです。

というような具体的なテナントリーシングにつなげるためにも、まずは「情報発信」が必要ですね。

小倉都心にテナントさんに出店してもらうということは、テナントさんに小倉都心に対して「投資」をしてもらうということです。投資をしてもらおうというからには、IR(Investor Relations)の視点が重要です。

今回の戦略補助金採択のニュースもそうですが、その他の中心市街地活性化事業の進捗状況や、小倉都心の将来ビジョンについて積極的に広報することによって市内外からの投資を呼び込むインセンティブに繋げたいところであります。


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木下

補足有り難うございました!私のブログにも追加させて頂きます。
また少しご相談したいことがありまして、別にご連絡いただければ助かります。
by 木下 (2009-04-11 22:53) 

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