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中心市街地における「省エネ」 [中心市街地のこと]

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上の写真は、ウルトラ警備隊の秘密基地………ではなくって、リバーウォーク北九州の地下にある防災センターです。

本日、広島商工会議所の視察団が小倉にいらっしゃって、午前中は「北九州市中心市街地活性化基本計画(小倉地区・黒崎地区)」をご説明、午後からは小倉中心市街地の現地ご案内だったのですが、その過程でリバーウォーク北九州の防災センターの見学も行ったわけです。
私自身も、リバーウォークの地下に潜るのは初めての経験ですので、広島の方達と一緒になって説明に聞き入りました。

ここの防災センターには熱供給センターのコントロールパネルが併設されているのですが、リバーウォークには先端的な熱源施設が採用されているようです。
特に、紫川に隣接しているという立地特性を活かし、河川水を利用した熱交換システムが取り入れられているというのが面白いですね。


ちょっと話は変わるのですが、「経営からの地域再生・都市再生」ブログでも取り上げて頂いているように、小倉においてもかねてより、複数のビルオーナーが共同することによりコストを合理化出来ないかの検討を市街地経営研究機構のアドバイスを受けながら行っているところです。

◆小倉中心市街地におけるプログラム導入
 http://blog.revitalization.jp/?day=20081125

合理化対象の費目については様々な選択肢があるかとは思うのですが、上記のリバーウォークのファシリティマネジメントの様子などを見ていたら、やはり小倉の場合は「省エネ」テーマでいくのが良いのではないかという気がしてきました。

もちろん、北九州市は「環境モデル都市」にも選定された都市ですので、省エネは外せないだろうというのが理由の一つではあります。

◆環境モデル都市
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kankyo/index.html

また、来月(4月)から、省エネ法改正に基づいて、事業者によっては省エネの取り組みを記録することが義務付けられるようになります。当面は、コンビニエンスストアやファーストフード店等の大手チェーンが対象ですが。

◆平成20年度省エネ法改正の概要 (資源エネルギー庁)
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/080801/080801.htm

が、中心市街地というのは、見方を変えれば、小さい店舗や事業所が集積した一つの巨大な「集合体」とみなせないこともないわけです。この集積のメリットを活かした省エネルギーの方法論もなにかあるのではないかという気もするわけです。


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木下

いつもお世話になっております。またブログでも色々と触れて下さり有り難うございます!省エネをキーワードに進める、いいかもしれませんね。
by 木下 (2009-03-24 21:42) 

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