「街」をメディア化 [タウンマネジメント概論]
先日(2月28日(土)、3月1日(日))の魚町ミーティングにおいて、アーケード情報発信事業については、媒体開発を進めるにあたって広告事業に関して素人である商店街関係者だけで行うのではなく、大手広告会社等ときちんと協力体制を作って進めるべきではないかという話が出ておりました。
◆週末のミーティングと作業 (2009年3月2日の日記)
http://kitakyushu.blog.so-net.ne.jp/2009-03-02
その方向性を検討するにあたって参考になりそうな取り組みが福岡市・大名地区において行われています。
◆au、天神・大名・今泉をポスター・ジャック-若年層に特化し商品訴求 (天神経済新聞)
http://tenjin.keizai.biz/headline/1949/
天神・大名・今泉エリアを街メディアとして広告展開する、エリアジャック型販促プロモーションとのことですね。
単に広告を掲出するというだけではなく、掲出ポスターのうち、1枚のみ「当タリ」と書いたデザイン違いのポスターもそろえ、携帯電話で撮影した同ポスターの写真を天神エリアのauショップ4店舗に持参し、ショップスタッフに掲示するとノベルティーを進呈するキャンペーンも併せて行っているとのことです。
折からの不況の影響や、そもそも世の中のトレンドが「広告」という一方向のプロモーションからインターネットや携帯電話を活用した双方向プロモーションにシフトしているということもありますので、この大名の事例のように単に広告掲出だけでなくキャンペーン等も複合的に行うことによって媒体価値がより高まると言うことだと思います。
小倉においても、当初は着手できるところからまず着手してみるというフットワークの軽さが大事ですが、中長期的には、この「「街」そのものをメディア化する」という発想も大事だと思います。
(↓)居酒屋の壁がメディアに
(↓)なんと、郵便局まで
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