「数値目標」の途中年度の目標値の推測 (主要な歴史・文化・コンベンション施設の年間来場者数編) [中心市街地活性化基本計画]
「北九州市中心市街地活性化基本計画(小倉地区)」の「数値目標」の”見える化”作業も、いよいよ最後、「目標2.主要な歴史・文化・コンベンション施設の年間来場者数」です。
◆目標1-1.歩行者通行量
⇒http://kitakyushu.blog.so-net.ne.jp/2008-12-03
◆目標1-2.大規模商業施設の来店者数
⇒http://kitakyushu.blog.so-net.ne.jp/2008-12-04
◆目標3.事業所従業者数
⇒http://kitakyushu.blog.so-net.ne.jp/2008-12-05
「目標2.主要な歴史・文化・コンベンション施設の年間来場者数」の場合は、今までの3指標とは組み立て方の手順が異なっておりまして、 「推計値」 というものがありません。とにかく、「現状数値(H18年度)」165.0万人/年から197万人/年にまでアップさせよう、となっています。
これらを達成するための根拠は、下記の3つです。
①新設される施設の来場者の見込み(漫画ミュージアム)……10万人/年増加
②既存施設に関する事業等の一体的な取組みによる来場者の増加……16.5万人/年増加
③大規模商業施設の来店者増による歴史・文化・コンベンション施設への効果……5.5万人/年増加
このうち、「②既存施設に関する事業等の一体的な取組みによる来場者の増加」というのは、下記の表にある27事業です。(※「浅野町線(シンボルロード中央広場)の整備」というのが何のことか分からないので、除外してあります)
27事業のうち21事業は平成20年度までに既に実施済みの事業ですので、平成21年度には効果が現れると考えられます。
16.5万人 × 21 ÷27 = 12.8万人 が、平成21年度に増加するというわけですね。
そのような諸事情を考慮していくと、下記のようなグラフになると推測されます。
さて、これまで4つの数値目標のグラフ化を行ってきましたが、いずれの指標も、これまでずっと右肩下がりできたところを、いきなりV字回復させようというかなり難度の高い計画となっています。
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