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鹿児島で明治維新に思いを巡らす [中心市街地のこと]

TMOとは別件の自分の会社の仕事で鹿児島市にやって来ました。仕事そのものは明日なので、本日は市内観光…。加治屋町にある「維新ふるさと館」へ。この加治屋町というところは、西郷隆盛大久保利通など明治維新に活躍した英傑を多数輩出した町なのです。

◆維新ふるさと館
http://www.ishinfurusatokan.info/

丁度、最近、KBC「九州街道物語」で西南戦争・田原坂を扱っていたり、7月11日発売の小林よしのり著「新ゴーマニズム宣言SPECIAL 平成攘夷論」で明治維新の話も出てきたり、雑誌「財界九州」の九州再発見コーナーでも西南戦争を扱っていたりと、明治維新~西南戦争ネタに触れる機会が多かったせいか、なかなか興味深く見学することが出来ました。

新ゴーマニズム宣言SPECIAL 平成攘夷論

新ゴーマニズム宣言SPECIAL 平成攘夷論

  • 作者: 小林 よしのり
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/07/11
  • メディア: 単行本


やっぱり、鹿児島に来ると維新の血が騒ぎますねえ~~。

小倉の商店街でも徐々に維新の萌芽が見られるようになってきましたしね。(↓)

◆まちづくり三法勉強会準備会
http://blogs.yahoo.co.jp/kakehashi0333/48298209.html

明治維新をリードした薩摩藩も、西郷隆盛のような英雄の活躍ももちろんすごかったわけですが、それだけではなく島津藩の「郷中教育」や「集成館事業」などの長年にわたる地道な人材育成や産業育成の取り組みがあったればこそ明治維新期にあれだけの活躍が出来たわけです。小倉の中心市街地活性化も、やはりまずは地道な人材育成からですかねえ。

もっとも、歴史的に見ると小倉藩15万石の場合幕末期には徳川幕府の「九州探題」として尊王倒幕の長州藩と軋轢を生じ「小倉戦争」を起こした藩ですし、北九州市全体でも官営八幡製鉄所に象徴されるようにどちらかというと体制寄りの藩ですので、薩摩藩や長州藩・佐賀藩に比べると維新(改革)を起こすのが難しい土地柄かもしれませんね。

◆「維新回天の道 小倉戦争」 (九州街道物語)
http://www.kbc.co.jp/tv/kaido/housou/0706.html

しかし、時代の変化は益々スピードを増しており、中心市街地活性化も待ったなしの状況でありますので、北九州市民の「草莽崛起」を期待したいところであります。


さて、鹿児島市の繁華街である「天文館」の方に歩いて行ってみると、「祇園祭(おぎおんさ)」の真っ最中で、目抜き通りは歩行者天国となっていて車も市電もストップしていました。本日は丁度小倉でも「小倉祇園太鼓」が行われているわけですが、やっぱり日本人はお祭りが好きですねえ~。

 


天文館のアーケードでは至るところに「We Love 天文館」の垂れ幕が下がっていました。

「We Love 天文館協議会」とは、天文館地区11商店街が加盟する中央地区商店街振興組合連合会、天文館南部の各通り会のほか、山形屋や三越鹿児島店、タカプラの大型店舗、市社交業組合、天文館ホテル協議会、町内会など13団体から構成される横断的な協議会で6月8日に発足したとあります。

◆We Love 天文館協議会
http://welovetenmonkan.blog108.fc2.com/

国の法定中心市街地活性化協議会とは別に民間からこのような動きが出てくるところがさすが維新の町・鹿児島だなあと感心させられるのですが、反面、5月31日に設立された「鹿児島市中心市街地活性化協議会」との関係はどうなるんだろうという素朴な疑問も思うわけです。

◆鹿児島市中心市街地活性化協議会
http://www.kagoshima-cci.or.jp/chu-katsu/meibo.pdf

「鹿児島市中心市街地活性化協議会」の方は、天文館エリアだけではなく、鹿児島中央駅周辺エリアまで対象区域が含まれていますし協議会メンバーにも関係者が入っているようです。2つの協議会をどのようにして運営していくのか、興味深いところです。


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