【参加者募集!】 取り組み事例から学ぶ未来志向型商店街 [商店街]
もう来週の月曜日にせまっているセミナーの案内で恐縮ですが、11月29日(月)、熊本県山鹿市において全国商店街支援センターのセミナーが開催されます。
http://www.landbrains.co.jp/mirai/dl/yamaga.pdf
http://www.landbrains.co.jp/mirai/
私もコーディネイター役を務めさせて頂きますので、お時間のある方はご参加のほどよろしくお願いいたします。
「個店経営研修事業」 をやってみての所感 [商店街]
株式会社全国商店街活性化支援センターの事業の一つに 「個店経営研修事業」 があり、今年度から私も講師を担当させていただくことになりました。
◆個店経営研修事業 (株式会社全国商店街活性化支援センター)
http://www.syoutengai-shien.com/shotengai-list/63-project-guide.html
福岡県の某商店街と山口県の某商店街の計2ヶ所を担当しています。
9月に第1回全体説明会を、そして先週第1回臨店研修をそれぞれの商店街において終了しました。
ちなみに、この事業の大きな流れは下記のようになっています。
第1回 商店街全体研修
↓
第1回 希望店臨店研修
↓
第2回 希望店臨店研修
↓
第3回 希望店臨店研修
↓
第4回 希望店臨店研修
↓
第2回 商店街全体研修
実際に現地に入るのは上記の6回なのですが、その合間合間に「通信研修」というものが組み込まれていてFAXやメールでの質問等に答えるようになっています。
で、これを実際にやってみると、なかなか講師にとってもハードな事業ではあります。
臨店研修は1店舗あたり1時間で、それが5店舗ですから計5時間。それが終わった後に、参加店の間で情報共有を行うための「参加店会議」というものを約2時間行いますので、朝から晩までスケジュールがみっちりという感じです。トイレに行く暇も無いくらい。。。
まあ精神的・体力的に大変なのはともかく、今回この個店経営研修事業を自分でやってみて改めて思ったのは、上記のパンフレットにも書かれている 『商店街活性化の核となるキラリ輝く繁盛店づくり』 ということです。
これまで「商店街活性化」というと、アーケードやカラー舗装などのハード事業からイベントなどのソフト事業まで様々な取り組みが全国の商店街で行われてきたわけですが、これらは全て周辺事業であり、核が無かったわけです。
この「個店経営研修事業」は商店街活性化の核となり得る事業かと思います。
で、商店街というのは中心市街地の中心でありますから、「商店街活性化の核」ということは「中心市街地活性化の核」とも言えるわけです。
個店経営研修事業 [商店街]
株式会社全国商店街活性化支援センターの事業の一つに 「個店経営研修事業」 があるのですが、今年度から私も講師を担当させていただくことになりました。
◆個店経営研修事業 (株式会社全国商店街活性化支援センター)
http://www.syoutengai-shien.com/shotengai-list/63-project-guide.html
全国で40ヶ所の商店街が対象になっていますが、このうちの2つの商店街に私も来週から行ってきます。
今年度は事業対象が40ヶ所となっていますが、昨年度は20ヶ所でしたので、事業が拡大したということは実際に効果が上がり商店街にも好評だったということなんでしょう。
以前も書きましたように (⇒ 「基本計画の見直し」 「基本計画の見直し②」 「 「中心市街地活性化基本計画」 と 「個店活性化」 の関係」 )、「商業」にとって一番重要なのはあくまでもお店の中の「売り場」であるわけで、この「個店経営研修事業」はその個店の売り場にまで踏み込もうというわけですので画期的と言えば画期的な事業です。
『商店街活性化の核となるキラリ輝く繁盛店づくり』というのがこの事業のスローガンとなっています。
もちろん、この事業の主旨は、「キラリ輝く繁盛店」=「点」をつくるだけにとどまるものではなく、「点」(=個店)から「線」(=商店街)へ、「線」(=商店街)から「面」(=市街地)へと仕組みを広げていこうというものです。
単に「個店」の陳列を並べ替えてみようというような事業主旨であるならば、私なんかよりも適任なディスプレイやVMDの専門家は世の中にごまんといるでしょうからね。
商店街活性化の核となるキラリ輝く繁盛店づくり・必ず実現出来る方向と方法 [商店街]
有限会社クオールエイド主催の「商店街活性化セミナー」を聴講してきました。
◆商店街活性化セミナーのご案内
http://www.quolaid.com/4-24semina.html
◆有限会社クオールエイド
http://www.quolaid.com/
1.目 的:隘路に陥っている既成路線から脱却、“商店街活性化=本当に繁盛する個店が
軒を連ねる商店街の再生という、誰が・どこから見てもまっとうな取り組みを
実現するための「方向と方法」を分かりやすく提案し、各商店街の取り組みの
「起死回生」への資とする。
2.主 催:有限会社クオールエイド
協 力:商店街活性化支援専門家協議会
3.開催要領
(1)名 称:商店街活性化の核となるキラリ輝く繁盛店づくり・必ず実現出来る方向と方法」
(2)日 時:平成22年4月24日(土)午後1時~5時
(3)場 所:福岡市電気ビル
上記の「目的」欄に書かれてあるように、商店街が活性化するというのはどういうことかと言うと 『本当に繁盛する個店が軒を連ねること』 だと私も思うのですが、この至極まっとう当たり前のことが当たり前になっていないところが日本の商店街活性化および中心市街地活性化施策の難しいところであります。
ただ、この真っ当な方向を目指す商店街活性化の取り組みの事例が全国でちらほらと出始めており、商店街活性化支援センター(http://www.syoutengai-shien.com/)のような公的機関もそのような方向への取り組みに対する支援に舵をきりはじめているようなので、まだ希望があると言えるでしょうかね。
祝! 株式会社タウンマネジメント魚町設立 [商店街]
「株式会社タウンマネジメント魚町」の設立登記が完了したようですね。
◆株式会社タウンマネジメント魚町設立登記完了 (司法書士カケハシの業務日誌)
http://blogs.yahoo.co.jp/kakehashi0333/59406884.html
良かったですね。
ところで、経済産業省中心市街地活性化推進室が、平成22年度「まちづくり会社支援事業」に係る実施対象まちづくり会社等の公募を始めています。
◆平成22年度「まちづくり会社支援事業」に係る実施対象まちづくり会社等の公募について
http://www.meti.go.jp/information/data/c100406aj.html
似たような事業名なので混同しがちなのですが、昨年度 「(仮称)株式会社まちづくり魚町」 (結局、株式会社タウンマネジメント魚町という名称になったわけですが) が活用した 「平成21年度 まちづくり会社等による中心商店街区域再生にかかる調査・研究事業」とはまた別の事業です。
こちらの「まちづくり会社支援事業」の方はどちらかというと「不動産の所有と利用の分離」手法を念頭においた支援事業です。ちなみに昨年度、北九州まちづくり応援団㈱が黒崎地区において活用しました。
◆まちづくり会社支援事業 報告書
http://www.machigenki.jp/pdf/h21_houkokusyo_machigaisha.pdf
「株式会社タウンマネジメント魚町」が実際にこの支援事業を活用するかどうかはともかくとして、「株式会社タウンマネジメント魚町」が設立されたことによって今後、商店街振興組合の組織形態だけでは活用することの出来なかった「まちづくり会社」向けの国の支援メニューを活用することが出来るようになったことになります。
オープンテナントの試み [商店街]
3月13日(土)午前中は、11:00から魚町ジョイントアーケード完成記念セレモニー、11:30から魚町会館完成記念セレモニーと魚町商店がは関係者でにぎわっていたわけですが(⇒http://kitakyushu.blog.so-net.ne.jp/2010-03-13)、魚町ジョイントアーケード完成記念セレモニー会場から魚町会館セレモニー会場へと移動する途中で、面白い取組みを見つけました。
昨年夏から空き店舗となっている「FAN OKADA」跡において「オープンテナント」が行われていました。日本語で言えば「空き店舗内覧会」とでも言えばよいのでしょうか。
現場にいた株式会社福岡中央情報センター(http://www.fukuchu.com/)の担当者さんに聞いたところ、13日(土)・14日(日)の2日間の試みとのことでした。まあ、担当者が現場に張り付いていないといけないわけですので、そうそう毎日行うのも難しいでしょうからね。この日のように、セレモニーやイベントが行われて人通りも多く、もしかしたら出店希望者や業界関係者も来るかもしれないような日に合わせて、このような試みを行うと言うのは「あると思います。」
小倉の商店街も、魚町銀天街ショッピングモール化事業が完成し、魚町会館も完成し、もうすぐ魚町ユビキタスモール化事業(ICポイントカード、デジタルサイネージ)もスタートするということで中活事業としては順調に進んでいると言えるのですが、一方では、空き店舗が徐々に増加していることは誰の目にも明らかなわけで、来年度以降はこの「空き店舗対策」が重点的に取り組むべき課題と言えるかと思います。
このような「空き店舗内覧会」の試みは、どこか他所の街でもやってたよなあ~と記憶を辿ってみると、八代市でした。
◆八代市中心市街地活性化協議会 空き店舗内覧会
http://www.kmt-cci.or.jp/yatsushiro/akitenpo/syo_top.html
http://sougyou.otemo-yan.net/e149156.html
http://yutosoken.com/2009/07/8115.html
八代市の場合は、中心市街地活性化協議会が実施主体となっています。
一方、小倉の場合には、既に㈱福岡中央情報センターのような民間会社が取り組みを行っているわけですので、中心市街地活性化協議会のような補助金が入っている中間支援団体がそのまま同じ事を行ってしまうと「民業圧迫」になる恐れもありますので、そうならないような調整およびWin-Winスキームの構築は必要でしょうね。
北九州まちづくり応援団㈱や商店街組合が補助金を使わずに行う分には「民業圧迫」とかを気にする必要はないんでしょうけど。
北九州まちづくり応援団㈱も約60軒の「空き店舗」情報を集約し「こくらタウンナビ」にて情報発信していますが(http://www.kokura-townnavi.com/kokura.phtml?main=akitenpo1.html)、今後この資産を更にまちの課題解決に繋げ、かつ会社の収益にも結びつけていくためには、応援団㈱の事業ドメインを「不動産屋さん」を中心にするというのが分かり易いと思うんですが。。。。。
まちづくり会社等による中心商店街区域再生 [商店街]
経済産業省中心市街地活性化室では、平成21年度中心市街地商業等活性化支援業務(まちづくり会社等による中心商店街区域再生にかかる調査・研究事業)において、「まちづくり会社」に着目した全国の先進事例をもとに、取り組み内容とその成功のためのポイントを報告書として取りまとめました。
▼「中心商店街区域再生に係る調査・研究事業報告書」(22.75MB)▼
http://www.machigenki.jp/pdf/h21_houkokusyo_saisei.pdf
この中の第3章に、「事例調査11 地区の調査結果概要」のコーナーがあります。調査目的は 「まちづくり会社等が商店街区域の再生事業への専門家の派遣を要望する地区の中から、事例調査の対象地区を決める。事例調査では、選定された地区(まちづくり会社等)に対する専門家による助言等の支援により再生事業の円滑な推進を図る。」 というものです。
小倉地区からも、「北九州まちづくり応援団株式会社」と「株式会社まちづくり魚町(仮称)」の2社が選ばれまして昨年9月から今年の2月にかけてそれぞれ専門家を招いて3回の会議を重ねてきました。
その調査概要について、それぞれ
北九州まちづくり応援団株式会社 ⇒ 235ページ~
株式会社まちづくり魚町(仮称) ⇒ 238ページ~
に掲載されています。
帰省途中に宇佐と別府の商店街に立ち寄り [商店街]
地域再生フォーラムin福岡 [商店街]
本日15時よりアーバンオフィス天神にて特定非営利活動法人TOMネット主催の「地域再生フォーラムin福岡」が開催され、私も「小倉地区の商店街の再生の取り組み」という話題で30分ほど喋ってきました。
ゲストスピーカーは、松江市中心市街地活性化協議会タウンマネージャーの久保理砂子さんでした。
◆ 松江市中心市街地活性化協議会
http://www.matsue.jp/chushin/
フォーラムの後は「懇親会」、そしてその後TMOネット幹事メンバーと久保さんと一緒に天神の屋台での2次会へと続きました。
「第2回 さんぽサンデー とほほん市in小倉」終了 [商店街]
「第2回 さんぽサンデー とほほん市in小倉」が無事終了しました。
◆とほほん市 公式ホームページ
http://tohohon.jugem.jp/
第1回目は3月末の寒さ厳しい中での開催でしたが、今回の第2回目は10月上旬並みのポカポカ陽気に恵まれて………って言うか、暑すぎるくらいでした!
↓下記の写真は本部を設置した「アミューズメント祭」跡空き店舗前なのですが、朝の11時でこれだけ日が差し込んできています。京町銀天街のアーケードの下なのですが、中村パーキングのところが建物が切れているので日が差し込んでくるのです。時間が経つにつれて徐々に写真手前の方まで直射日光にさらされてました。
↓朝の準備風景。参加者が集まってきて店作りを始めました。今回は、「紫川マイタウンの会」「新井硝子店」「京町銀天街商店街」「軒先を貸して頂いた個店」の皆様の協力もあり、イス・テーブル・看板などのツールが第1回目よりも充実していました。
↓以下、開催中の様子
正確にカウントしたわけではありませんが、いつもの日曜日の京町銀天街よりは人通りが多かったかと思います。さすがに「とほほん市」はお金をかけて広報しているわけではないので「とほほん市」そのものの集客効果というわけではないとは思いますが、従来小倉駅側から京町銀天街を歩いてくると「ちゅうぎん通り」の先が暗く見えるのでちゅうぎん通りで左折していた人達が、なんとなく「とほほん市」で人が見えるので直進してきてくれたという効果はあったようです。
……と、ついつい「歩行者通行量」など仕事モードの書き方をしてしまいましたが、今回の「とほほん市」への私個人の関わり方はタウンマネージャーの業務範疇としてではなくあくまでもプライベートでの趣味としての参加です。こういう試みを本業の「中心市街地活性化」とか「商店街活性化」の範疇で行おうとすると、どうしても「集客」とか「個店への買い回り」効果とかを性急に求められてしまいます。が、このような試みを定着させて育てるには時間がかかりますので、市民有志が手作りで出来る範囲で楽しく地道にやっていく方が良いかと思います。
私は第1回目には出店していないので、今回が初めての出店です。本屋さんをやるのは、20年前にパルコに入社した最初の新入社員研修でパルコブックセンター新所沢店で1ヶ月間本屋さんをやって以来です。。
ちなみに、私個人のお店の成績は11冊、1,250円という結果でした。さすがに、自分自身が要らない本は、他人にも売れないものですね~。また、私が読む本ってビジネス書とか人文科学系のハードカバー本なのでこれも売れにくい要因でした。やはり一箱古本市の売れ筋は手軽に持ち帰れる文庫本のようです。第3回目の出店にあたっては戦略の練り直しが必要ですね。