「個店経営研修事業」 をやってみての所感 [商店街]
株式会社全国商店街活性化支援センターの事業の一つに 「個店経営研修事業」 があり、今年度から私も講師を担当させていただくことになりました。
◆個店経営研修事業 (株式会社全国商店街活性化支援センター)
http://www.syoutengai-shien.com/shotengai-list/63-project-guide.html
福岡県の某商店街と山口県の某商店街の計2ヶ所を担当しています。
9月に第1回全体説明会を、そして先週第1回臨店研修をそれぞれの商店街において終了しました。
ちなみに、この事業の大きな流れは下記のようになっています。
第1回 商店街全体研修
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第1回 希望店臨店研修
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第2回 希望店臨店研修
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第3回 希望店臨店研修
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第4回 希望店臨店研修
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第2回 商店街全体研修
実際に現地に入るのは上記の6回なのですが、その合間合間に「通信研修」というものが組み込まれていてFAXやメールでの質問等に答えるようになっています。
で、これを実際にやってみると、なかなか講師にとってもハードな事業ではあります。
臨店研修は1店舗あたり1時間で、それが5店舗ですから計5時間。それが終わった後に、参加店の間で情報共有を行うための「参加店会議」というものを約2時間行いますので、朝から晩までスケジュールがみっちりという感じです。トイレに行く暇も無いくらい。。。
まあ精神的・体力的に大変なのはともかく、今回この個店経営研修事業を自分でやってみて改めて思ったのは、上記のパンフレットにも書かれている 『商店街活性化の核となるキラリ輝く繁盛店づくり』 ということです。
これまで「商店街活性化」というと、アーケードやカラー舗装などのハード事業からイベントなどのソフト事業まで様々な取り組みが全国の商店街で行われてきたわけですが、これらは全て周辺事業であり、核が無かったわけです。
この「個店経営研修事業」は商店街活性化の核となり得る事業かと思います。
で、商店街というのは中心市街地の中心でありますから、「商店街活性化の核」ということは「中心市街地活性化の核」とも言えるわけです。
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